御 挨 拶
皆さん、こんにちは。松山中央高等学校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
今春4月に本校の校長として着任しました池田知孝と申します。初めての掲載ですので、自己紹介を兼ねて御挨拶とさせていただきます。
私は、本校が設立された昭和62年4月に本県保健体育科の教諭として、教員生活をスタートしました。初任校は大洲高校。幸運なことに、
専門である陸上競技部の顧問をさせていただき、授業はもとより、部活動や運動会、クラスマッチなど、自身も生徒とともに元気に活動した5年間でした。
平成4年4月、宇和島東高校に異動し、初めてホームルーム担任を経験させていただきました。担任をした生徒を2度卒業式で見送ることができ、担任をすることの楽しさや喜びを覚えた学校となりました。また、専門外のサッカー部の顧問になったことにより、練習方法や戦術等を生徒とともに研究することとなり、チーム力のアップと僅かながら勝つ喜びも味わわせることができ、生徒の主体性を生かした取組の重要性を学んだ5年間となりました。更に、野球部が4期連続甲子園出場という偉業を成し遂げたことにより、その応援業務に関われたことも大きな財産となっています。
その後、3年間の北条青少年スポーツセンターへの派遣を経て、平成12年4月から松山商業高校へ。ここでも、1年→2年→3年のサイクルでホームルーム担任を経験し、卒業生を2度見送ることができました。担任としての楽しさや喜びを更に深めた時期でした。部活動は、専門外の柔道部顧問。十分な指導はできませんでしたが、生徒や後援会の方々に助けられながら、生徒の目標達成のために皆で頑張った7年間でした。また、ここでも野球部が夏の甲子園大会でベスト4の偉業を成し遂げ、その応援準備に関わるという機会にも恵まれました。
その後、2年間の定時制勤務や延べ14年間の教育行政勤務を経て、本校の学校経営に取り組ませていただいております。
本校は、県内の県立普通科高校で最も新しい学校であり、昭和62年4月の設立以来、「心と心の触れ合いを大切にして、一人一人の個性を伸ばす教育の推進」を教育方針としています。また、今年度の重点努力目標として「すべての生徒に興味・関心を持ち、面倒見の良い教職員集団を目指します。」「徹底した生徒理解とモチベーションを上げるための面談を行い、一人一人の学力の向上と進路実現を果たすとともに、社会に貢献できる人材の育成をめざします。」を掲げ、特別面談週間を設けて、しっかり生徒に向き合う時間を確保するなど、すべての生徒に寄り添う教育を実践しています。
本校は敷地が広く、校内にはたくさんの緑(樹木)があふれており、とても落ち着いた恵まれた教育環境にあります。こうした中で、心優しく教育熱心な教職員と心穏やかで何事にも一生懸命に取り組む生徒が一体となって教育活動を推進しています。その様子を、適宜このホームページに掲載しますので、お楽しみいただけると幸いです。
令和5年4月
松山中央高等学校長 池田知孝