お知らせ
セントラルマラソン”とは
昭和62年の創立当初より、重信川の堤防を使用して実施する1、2年生全員参加のマラソン大会です。本校を代表する行事の一つになっており、毎年多くの方々の御協力を得て、盛大に開催しています。
このマラソンは、男子21.0975km(ハーフマラソン)、女子10kmの距離を走ります。校内マラソンとしては並外れた距離を走るため、生徒たちの心身の鍛錬に大きな効果を上げているだけでなく、本校在学中の一番の思い出として、同窓生・クラス会などでも常に話題になっている行事です。
男子の歴代最高記録は、2011年第24回大会で記録された1時間11分46秒で、女子は1999年第12回大会の38分37秒です。
『セントラルマラソン2019』について
(実施日)
平成31年2月5日(火) 天気(晴)
(参加者数と完走率)
1年生男子 192人 99.5%
1年生女子 143人 97.9%
2年生男子 162人 98.1%
2年生女子 167人 99.4%
(入賞者)
1年男子 | 1年女子 | 2年男子 | 2年女子 | |
1位 | 福山 純平 1時間22分15秒 | 中村 早希 46分26秒 | 光田 颯 1時間16分09秒 | 谷本 千晴 44分37秒 |
2位 | 仙波 惇太 1時間22分20秒 | 藤岡 朗子 46分45秒 | 山本 祥太郎 1時間17分54秒 | 江戸 歩乃佳 45分32秒 |
3位 | 福山 紘平 1時間23分00秒 | 藤田 あおい 47分04秒 | 竹内 大 1時間19分12秒 | 山内 恵 46分03秒 |
4位 | 川本 将大 1時間23分00秒 | 長町 琉加 47分55秒 | 高橋 秀直 1時間19分56秒 | 中城 美咲 46分21秒 |
5位 | 藤野 翔梧 1時間23分46秒 | 皆川 真菜美 48分32秒 | 定成 永遠 1時間20分26秒 | 中越 奈津美 46分47秒 |
選手宣誓! 「カワみん」も登場!
男子スタートです! 女子もスタート!!
土手は風が強いです~ 3年生(進路決定者)も手伝ってくれました★
ゴールの喜びを先生と分かち合っています ゴール!おめでとう!!
ゴール後の「おもてなし」 各学年男女の5位入賞者たち!頑張りました!
<< セントラルマラソン一言集 >>
・セントラルマラソンにはつらいものがありますが、人間性を高めてくれるのにとても力になります。この経験は中央生の強みとなり、社会に入っても役に立つと信じています。来年は、この感謝の気持ちを忘れずに自分のベストが出し切れるよう強く、もっと強くなりたいと思います。(1年男子)
・セントラルマラソンを走り切って全身痛くて全然動けませんが走ってよかったなと思います。この先、マラソンのように良い時も悪い時もたくさんあると思います。しかし、今日のように決してあきらめずに頑張りたいです。(1年男子)
・これまで本当に自分一人ではやってこれませんでした。みんなが頑張っているから、私も頑張らないといけないと自分に渇を入れることができました。また、沿道の「頑張れ!」の一言一言に励まされ、鼓舞されました。「頑張れ!」という何気ない言葉でも、言われる本人にはとても大きな力になると思います。私も応援されるだけではなく、素直に「頑張れ!」と応援できる人になっていきます。今までの経験は、絶対無駄ではないし、いつか自分が苦しくなった時に必ず助けてくれると信じています。(1年男子)
・僕は今年走ることはできませんでした。みんなとてもしんどそうでしたが、どの人を見てもその顔には何かを達成した後のような満足感に満ちていました。みんなのそんな顔を見たら僕も少し走りたくなってきて、羨ましいと感じていました。来年は僕も必ずセントラルマラソンに参加して完走してみせたいです。(1年男子)
・先生方や地域の方々がたくさん沿道で応援してくれて、本当に力になりました。今までマラソン大会と言っても、保護者のみだったのですが、給水所で小さな子やお年寄りの方々が水を渡してくれて「頑張れ」「あと少しよ」などと励ましのお言葉をくれて、感謝しています。(1年男子)
・このセントラルマラソンでは、自分の弱さや甘さをたくさん自覚することになりました。自分の中で終わった後は、自分への厳しさが身に付き、自分への弱さは少し無くなったと感じました。これから先、苦しくつらいことがあっても、今回学んだことや身に付けたことを生かして、自分の力、時には仲間と共に頑張りたいです。 (1年男子)
・セントラルマラソンを通して思ったことは「日々の中に目標を持つ」ということです。今日はこれをやるなど日々の中に小さな目標を設定することで学校生活や私生活がより良いものになると考えるようになりました。セントラルマラソンで得た「人への感謝」「日々の積み重ね」「忍耐力」「目標を持つことの大切さ」などを日々の学校生活、部活動に生かしていこうと思います。(1年男子)
・思い返してみると、セントラルマラソンはあっという間で、今までの練習が一番長く、一番大変で一番苦しかったと思います。何事も本番よりも準備、練習が一番大切だと思いました。来年のセントラルマラソンでは、後輩たちに余裕を持って走れる姿を見せられるように頑張っていきたいです。(1年男子)
・一学期の時は集団走でバテバテで、なんでこんなに走るのか分からなかったけど、今から考えるとそこから心と体の持久力をつけてセントラルマラソンをしていたのかなと思います。あのセントラルマラソンができたんだからと、自分を鼓舞できる人生の宝物ができたと思うので、この経験を生かして、これからも何事もあきらめず頑張りたいです。(1年男子)
・セントラルマラソンを走り終えて、最後まであきらめないことの大切さ、応援が持つ力の大きさを学ぶことができました。入学してから2月6日までやってきたことは無駄じゃなかったと改めて実感することができました。来年は今年以上のタイム、順位を出せるようにまた明日から努力を重ねていきたいと思います。(1年男子)
・今日という日が来るまでに、本当にいろいろなことがありました。完走は難しいと思っていました。真の中央生への階段も上がれないと思っていました、ゴールするまでは。4月は未知の世界だった目標を達成することができ、走るっていいなと思いました。(1年女子)
・とてもしんどくて苦しいけれど、みんなで励ましあっていると感動で泣きそうになりました。でも「ゴールするまでは泣かない」と言い聞かせて頑張って走りました。無事ゴールできた時、我慢していた涙が溢れてしまいました。本当にとても苦しくてしんどかったけれど、最高の思い出になりました。(1年女子)
・中央伝統のセントラルマラソンは、どの学校にも負けないチームワークと体力だと実感しました。(1年女子)
・今日、セントラルマラソンを31年間続けてきた理由がわかりました。それは、辛いことから逃げない強い心が身に付き、やり遂げた後の感動が味わえるからです。セントラルマラソンをきっかけに、苦しいことから逃げず、頑張り続ければ必ず結果がついてくるということを実感しました。(1年女子)
・集団走の最後のフリー走では、たった300mの中で自分の中に残った力がどれだけ出せるかがカギでした。体力が残っていても、最初に出しすぎて最後でバテたり、余裕を持たせすぎて出し切れなかったりしました。自分に合った力の出し方をもっと研究しなければいけないと思いました。(1年女子)
・私のクラスは、体育が終わるといつもみんな「お疲れ」と言い合うし、少しでも様子が違った人には「大丈夫?」と自然に声をかけます。こんなにも優しくて頑張ろうとする人が多いクラスでよかったし、そのおかげで頑張れました。体育で学んだ「人を励ます力」を部活動にも生かしていきたいです。(1年女子)
・セントラルマラソン直前のタイムトライアルは最低記録で、足も痛くて不安が残るまま当日を迎えました。いつもとは違う校内の雰囲気に少しプレッシャーを感じながらも、気づけばスタート5分前であっという間に走り始めていました。たくさんの先生、先輩、保護者の方、地域の方の応援があるだけで、寒くてもしんどくても頑張ろうと思えました。(1年女子)
・私は運動が苦手です。入学して体育の集団走についていけなくて、いつも体育が辛かったです。ですが体育の授業を頑張って続けていると、少しずつみんなについていけるようになりました。タイムトライアルは、最後にギリギリで目標を達成することができ、今までにないくらいに足が痛くなりましたが、それ以上に嬉しかったです。(1年女子)
・セントラルマラソンでは2つのことを学びました。それは「準備すること」と「仲間」の大切さです。4月から体育の授業で集団走や補強運動で体力がつき、タイムトライアルやロングで十分な準備ができたことで完走することができました。また、仲間がいたから諦めそうな時やしんどい時も頑張ることができました。来年は、真の中央生になれるよう、今年の自分より速く走れるようになりたいです。(1年女子)
・3学期に入って、自分が鍛えられていくのが実感できて、しんどいけれど充実した時間を過ごせました。目標の順位には届かなかったけれど、最初から最後まで全力を出し切れました。周りからの応援、グラウンドでかかる曲、温かいココアがすごく心にしみました。(1年女子)
・いよいよ本番。寒かったけれど、ここは気合いで半袖スタートです。グラウンドに帰ってきて、前の子を抜きましたが、すぐ抜き返されました。悔しいけれど、ここまで来られたのは今までの体育のおかげであり、本当に達成感があるし、楽しかったです。(1年女子)
・最後に『真の中央生』とは何なのだろう。ゴールをした瞬間、結果は納得いかなかったけど、とにかく嬉しくて気持ちよかった。その瞬間だけは最高の気分だった。「あぁ、僕はこれを味わうために練習を頑張ってきたんだな」そう思えた。セントラルマラソンを走って真の中央生であるのではなく、真の中央生であるからセントラルマラソンを走るのだ。帰り道は、21Kmを走ったのにもかかわらずペダルが軽かった気がする。(2年男子)
・自分のすぐ後ろに誰かの影が近づいてきて、背中をトントンとして「がんばろ!こっからや!」と声をかけてくれた。すると突然自分の中で情けない自分に打ち勝とうとする気持ちが込み上げてきた。「やってやる」と言う強い気持ちが芽生え、残り3Kmを全力で走り抜くことができた。そして、自分も抜く時に「がんばろ」と声をかけて、皆で走り抜くことができた。最後のセントラルマラソンとしてふさわしい走りができたと思った。走り終わって、感動しながら飲むココアでやけどをした。(2年男子)
・2度のセントラルマラソンで声援を送ってくださった人たちには本当に感謝をしている。特に今年は残り5Kmくらいから、足が思うように動かなくなり、ペースもかなり落ちた。このまま歩いてしまおうかと思っている時に頑張れという声をかけられてもう少しだけ頑張ってみようと思え、結局歩くことなく21Kmを完走することができた。もしあの時に頑張れと言われていなかったら、今頃私は途中で歩いてしまい、走り切れなかったことを後悔しているだろう。人の温かい言葉には、大きな力があることを知ることが出来たのも、セントラルマラソンでの大きな収穫となった。(2年男子)
・最後のセントラルマラソンで自分の思う通りに走ることができなかったのがとても悔しかったが、2回のセントラルマラソンを通して学べたことは、とても多かった。中央高校の伝統行事をやり遂げることができて、これからの人生にも生かせると思う。(2年男子)
・中央高校に入学して最初はとても嫌だったセントラルマラソンも、終わってみればとても楽しかったです。今度は今の1年生がどんどんマラソンを引っ張って欲しいです。(2年男子)
・今回のセントラルマラソンに向けて私は1年生の時と違った取り組みを行いました。まず、何があっても貫き通したのは限界を決めなかったということです。2年生になってから改めて考え直しました。限界を勝手に決めて何か良い事があるのか、それは単に自分を甘やかしているだけではないのかと。タイムトライアルやロング走などでも吐きそうになったりして、もう無理だと思ってもそこで限界と思わないでその先に挑戦していきました。(2年男子)
・「なぜ走るのか」この答えは簡単に済ませばすぐ出るかもしれません。しかし、考えたらもっと深いものがあると思います。この中央高校で、みんなで走りきるということに大きな意味はあると思います。セントラルマラソンが終わり、明確な答えは見つからなかったけれど、校長先生がおっしゃった通りにいつか分かる時が来ると思います。分かる時が来たらもう一度この中央高校のセントラルマラソンについて思い出してみようと思います。(2年男子)
・辛いことをすると、昔の自分が蘇ってきたりしました。一瞬、走馬灯かとも思いましたが、昔を思い出すことで安心しようとしているのだと思いました。セントラルマラソンを終えて、自分が入学した高校は中央高校なのだと改めて思い知らされました。残りの約1年間の高校生活を惰性で過ごすのではなく、記録に残る日々を過ごしていきたいです。(2年男子)
・今日は自分の努力を認めようと思えました。この結果を残せたのは、日ごろから指導してくださっている先生方、一緒に励まし合いながら走った友達、そしていつも応援してくれた家族のおかげだと心から思います。(2年男子)
・1年生の時からずっとマラソン大会に向けて努力を積み重ねてきました。その中で自分が成長していると感じることができましたが、一番成長できたと思うことは、辛くなった時に自分に負けないことです。(2年女子)
・折り返す前からいつもと体調が違うことに気づき、これは無理かもと思いました。座ろうと思いました。でもそんな時に今までの練習を思い出して、どうしてもやめることができませんでした。途中で逃げ出したいと思うこともありましたが、「そんなこと絶対にしたくない!」と心から思い直すことができました。将来セントラルマラソンよりしんどいことがあると思います。逃げたくてやめたいと思うこともたくさんあると思います。でもその度に今回頑張った過程を思い出して、最後まで頑張れる気がします。(2年女子)
・私はみんなと一緒に走ることができませんでした。あれほど走るのが嫌だったのに、「しんどかったね」「今日は風が強くて走りにくかったね」と共有することができませんでした。雨の日も風の日も雪の日も一生懸命みんなが走る姿を見ていたら、何で自分は走れないのだろうと…。でも、そんな状況で自分にできることは何かを考え、たくさん声をかけました。去年自分が言われたら嬉しかった声をかけました。少しでもみんなの力になれていたら嬉しいです。(2年女子)
・入学以前も当初も運動は苦手で嫌いでしたが、中央高校に来て運動することで感動を味わうことができると知り、少しだけ運動が好きになれました。(2年女子)
・この中央高校にセントラルマラソンがあるからこそ、周りの優しさや温かさに気づけました。(2年女子)
・走り切って十分頑張ったと思う反面、もう少し頑張れたのではないかとも思います。そのもう少し頑張れたかもという気持ちは、次に何かに負けそうになった時に、今度こそ自分に負けない原動力にします。(2年女子)
・セントラルマラソンを終えて、苦しいことから逃げずにやり切ることの大切さや、仲間の存在の大きさ、諦めることなく頑張ったからこそ得られる達成感があることを学びました。これからの体育の授業で、学校生活で、マラソンが終わったからこそ終わりではなく、得たことを次のステージで生かしていきたいです。(2年女子)
・今日ゴールできたことは、自分の力だけではありません。沿道で応援してくださった保護者の方々や先生方、毎日頑張ろうと声をかけあった友人、毎回の授業で私たちの身体を守り頑張る励みとなる考え方を教えてくださった体育の先生方、そしてどんな日もお弁当を作って温かく支えてくれて、学校へ送り出してくれた家族のおかげです。気づかないところでもっとたくさんの人に支えられていると思うし、この人たちがいなければ私は悔いの残らないように走り切ることはできなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(2年女子)
・この2年間のマラソンを通して学んだことはたくさんあります。途中で諦めないことが大事であるということ、諦めて何かに負けることや、諦めること自体が恥ずかしいという感情を学びました。諦めるということは、普段から一生懸命やっていることを裏切るようで嫌だという感情を学べる機会はないと思います。とても貴重な経験をしました。将来頑張りたいことを見つけたときは、この経験が糧になると信じています。(2年女子)
・2回目のセントラルマラソンは、練習に向けての気持ちを作ることがとにかくしんどかったです。1年生の時に一度全てを経験しているので、どんな辛さかも、どこからしんどくなるかも、どこで諦めそうになるかも分かっていました。その状態で同じことに取り組むということが精神的に辛かったです。それでも、怪我もなく欠席もなく全力で乗り越えることができたのは、仲間のおかげです。(2年女子)
・勉強もこれから起こる様々な困難なことも、あの時に最後のひと踏ん張りができたから「あとちょっと」をやり切ることができると信じている。このちょっとが大変だが、これができるのが「真の中央生」だ。(2年女子)